第14回鎌倉ボウル

第14回鎌倉ボウル(2016/7/24)

開催後記

今年も暑い7月開催となりましたが、気温もそれほど上がらず、適度な風もあり、ベストコンディションでの開催となりました。今年も大きな事故もなく無事開催することができました。遠方より参加頂いた群馬スタリオンズの皆様をはじめ、参加頂いたチームの皆様には、大会主旨に賛同いただき感謝いたします。また、開催準備、大会運営、試合運営に協力いただいた皆様方、協賛いただいた各企業様、笛田公園の関係者の皆様、応援にお越し頂いた観客の皆様にも感謝いたします。皆様ありがとうございました。

今年は、点の取り合い有り、接戦有り、逆転有りと、好ゲームばかりで、アメリカンフットボールとしての魅力が盛り沢山の最高の1日だったと思います。今回の鎌倉ボウルが、アメリカンフットボールとフラッグフットボールに少しでも興味を持つきっかけになって頂けたら幸いです。まもなくアメリカンフットボールのシーズンが始まります。高校、大学、社会人の試合に足を運んで頂き、もっとアメリカンフットボールの魅力を感じて頂ければと思います。

来年は記念の第15回となります。鎌倉ラザロは、鎌倉高校さん、鎌倉学園さん、湘南SeaBreezeさんと協力して、今年以上のボウルゲームにするべく頑張っていきます。引き続き、皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い致します。

鎌倉ラザロ現役・OB一同

試合結果

第4試合 鎌倉学園ファイティングスターズ 対 鎌倉高校フェイカーズ

チーム1Q2Q3Q4Q得点
鎌倉学園1400614
鎌倉高校0146626
鎌倉学園アメリカンフットボール部創部50周年の記念試合。本試合は、現役高校生とOBの混合オールスター戦でおこなわれた(1・4Qが現役、2・3QがOBの対戦)。暑さ対策として、各Qごとにウォータータイムアウトを設けての実施となった。

鎌倉ボウルでは記念試合のチームが敗れるというジンクスがあるが、鎌倉学園がそのジンクスを破れるかが注目の一戦となった。

第1Qは現役の対決。鎌学現役の1stシリーズ、RB#31小西が左スイープで60ヤードのロングゲイン。その後、1年生FBがダイブで飛び込み先制し8対0とする。続く攻撃でも#31小西の活躍で鎌学が14対0とリードを広げる。第2QはOBの対決。両チーム共に、ファンブルとリカバーを連発し、なかなかリズムに乗ることが出来ない。そんな中、自陣深くからの鎌倉高校の攻撃。QB#7が投げたショートパスがWR#6へ決まり、そこから鎌倉学園のディフェンスをするりするりとかわし、85ヤードを走り切り6対14とした。続く攻撃シリーズでもQB#7からWR#37への60ヤードTDパスを決め、あっさりと同点に追いつき、前半は14対14で終了。

第3Qも引き続きOBの対決。鎌倉高校#89のファンブルリカバーによりチャンスを掴んだ鎌倉高校は、ゴール前5ヤードまで攻めるが、ここは鎌倉学園ディフェンスが踏ん張り攻守交替となる。鎌倉学園はワイルドキャット体型から反撃を試みるが、#21のパスを鎌倉高校CB#6がインターセプト。そのままゴールまで走りきり逆転のTDを奪い14対20とする。その後鎌倉学園は敵陣まで攻め込むが、鎌倉高校の粘り強いディフェンスに阻まれ、OB対決は鎌倉高校に軍配が上がった。第4Qは現役の対決。目まぐるしく攻撃権が入れ替わる展開となるが、鎌倉高校QB#3小宮のパスが冴え、WR#11酒井へのロングパスによりTD。14対26と点差を広げた。残り時間2分から鎌倉学園攻撃も粘りを見せるものの、鎌倉高校ディフェンスが耐えゲーム終了。

序盤は鎌倉学園高校生の力が勝りリードしていたが、鎌倉高校OBが同点に追いつき、逆転し、その勢いに現役も乗り、見事な逆転勝利となった。鎌倉学園は悔しくもジンクスを破ることが出来なかった。敢闘賞には、最年長5?歳でDL出場し、2タックルを決めた鎌倉学園OB#58竹内選手が、最優秀選手賞には、攻守で大活躍の鎌倉高校OB#6田淵選手が選出された。

得点経過

TEAMQPLAYPLAYERYARDTFPG/NG
鎌学(現役)1RUN1年2ydRUNG
鎌学(現役)1RUN#315ydPASSNG
鎌倉(OB)2PASS#7→#685ydRUNNG
鎌倉(OB)2PASS#7→#3760ydRUNG
鎌倉(OB)3INT#620ydRUNNG
鎌倉(現役)4PASS#3→#1130ydPASSNG

表彰選手

OB最優秀選手賞鎌倉高校OB 田淵選手
OB敢闘賞鎌倉学園OB 竹内選手
高校生の優秀選手賞は、後日、各校で選出してもらうこととなりました。 高校優秀選手には、キュービィクラブ様よりグッズが贈呈されました。表彰OB選手には、田中文悟商店様からお酒が贈呈されました。

第3試合 鎌倉ラザロ 対 群馬スタリオンズ

チーム1Q2Q3Q4Q得点
鎌倉211414857
群馬770721
本試合は、暑さ対策として、各Qごとにウォータータイムアウトを設けての実施となった。また、簡易ゴールポストを利用することにより、鎌倉ボウルとしては初めてのゴールキック有の試合となった。

前半は両チーム点の取り合いとなる。鎌倉ラザロの攻撃は#7と#17の2人のQBを中心としたバランスアタック。#25、#32のランを中心に、前半全てのオフェンスシリーズをTDにつなげる猛攻で35点を奪った。対する群馬スタリオンズ攻撃は、好パッサーQB#3を中心としたパッシングオフェンスを展開する。#9、#37らのレシーバー陣へのタイミングパスと自らのランを武器に、鎌倉ラザロディフェンスを翻弄し続け、ロングドライブから2本のTDを奪い、前半は35対14で終了。

後半は両チームディフェンスが徐々にアジャストし、両QBへのプレッシャーがかかり始める。パントを蹴りあう展開が続くが、鎌倉ラザロディフェンスのQBサック、インターセプトをきっかけに、試合の流れは鎌倉ラザロに傾く。#17の独走TD、#32のインターセプトリターンTDによりさらなるリードを広げる。しかし、群馬スタリオンズの攻撃はここで集中力を発揮し、見事なロングドライブからTDを奪い一矢を報いた。

試合結果は57対21となったが、両チームに点差ほどの差はなく、少ない人数ながら最後まで素晴らしいプレーを連発していた群馬スタリオンズの戦いぶりには多くの拍手が送られた。

敢闘賞には要所で好キャッチを連発した群馬スタリオンズ#9豊田選手が、最優秀選手には攻守蹴に大活躍で1人で37得点(TDラン18点、TDパス6点、インターセプトリターンTD6点、キック7点)を叩き出した鎌倉ラザロ#32江口選手が選ばれた。

得点経過

TEAMQPLAYPLAYERYARDTFPG/NG
鎌倉1RUN#323ydKICKG
鎌倉1PASS#7→#3220ydKICKG
群馬1PASS#3→#2823ydKICKG
鎌倉1PASS#17→#162ydKICKG
群馬2PASS#3→#5523ydKICKG
鎌倉2RUN#251ydKICKG
鎌倉2RUN#3213ydKICKG
鎌倉3RUN#1735ydKICKG
鎌倉3INT#3260ydKICKG
群馬4RUN#5518ydKICKG
鎌倉4RUN#327ydPASSG

表彰選手

最優秀選手賞鎌倉ラザロ #32江口選手
敢闘賞群馬スタリオンズ #9豊田選手
勝利チームには、鎌倉市長杯のトロフィーが贈呈されました。
勝勝利チームには鎌倉市長杯が贈呈されました。
勝利チームにはキュービィクラブ様よりボールが贈呈されました。
表彰選手には、田中文悟商店様からお酒が贈呈されました。

第2試合 湘南Sea Breeze富士通フラッグフットボール・クラブ相模原ライズによる交流戦

対戦カード試合結果
湘南SB キッズ 対 富士通フラッグフットボール・クラブ13 対 25
湘南SB キッズ 対 富士通フラッグフットボール・クラブ19 対 32
湘南SB マリン 対 相模原ライズ31 対 26
湘南SB サーフ 対 相模原ライズ25 対 6

第1試合 フラッグフットボール交流戦(高校生・社会人)

  鎌倉高校1年生チーム 対 鎌倉ラザロA 0 対 12
  鎌倉学園1年生チーム 対 鎌倉ラザロB 6 対 6
  鎌倉高校1年生チーム 対 鎌倉学園1年生チーム 13 対 6

大会概要

名称

第14回鎌倉ボウル

開催日・会場

平成28年7月24日(日)

鎌倉市笛田公園グランド(鎌倉市笛田三丁目1番)入場無料
(公園については、笛田公園オフィシャルホームページを参照して下さい。)

鎌倉ボウル用の駐車場はございません。路上駐車は運営の妨げとなりますので、ご来場の皆様におかれましては、公共交通機関でのご利用にご協力いただけますようお願い致します。

試合内容

◆9:00 フラッグフットボール交流戦

   鎌倉高校1年生チーム、鎌倉学園高校1年生チーム、鎌倉ラザロによる交流戦

◆9:00 小学生フラッグフットボール

   湘南SeaBreeze  富士通フラッグフットボール・クラブ
   湘南SeaBreeze 
 相模原ライズ

◆11:30 鎌倉市長杯争奪戦 社会人試合

   鎌倉ラザロ 対 群馬スタリオンズ

◆13:00 鎌倉市長杯争奪戦 第15回 現役・OB混合オールスター定期戦

   鎌倉学園高校ファイティングスターズ  鎌倉高校フェイカーズ

主催等

主催鎌倉アメリカンフットボール協会
後援
鎌倉市
鎌倉市教育委員会
キュービィクラブ
協賛企業・団体
(50音順)
アズマデザイン事務所
株式会社田中文悟商店
協賛鎌倉ラザロOB会

問い合わせ先

鎌倉アメリカンフットボール協会事務局

(パシフィックオーシャンズ事務局内担当:山口)